この本の出版と同時に渋谷西武で開催された展覧会「和田誠百貨店」の図録にもなっていた。高橋睦郎氏、清水哲男氏の寄稿あり、糸井重里氏と湯村輝彦氏を交えたインタビュー(雑談?)もあり、見るのも読むのも盛りだくさんの内容。
デジタルデザイン全盛の現在でも手書きのカンプライターは重宝されている(とくにCMのプレゼンなんかに)。この本でその超絶技法がよく理解できる(描けるわけではないが…)「資生堂」ポスターの制作プロセスも載っている。
アメリカでの初版はなんと1950年。著者はコミック出身なのか写実というより少しディフォルメされた表現になっているのが面白い。動物つながりで上野動物園のグラフ(カラー48P/昭和51年製/カンカンランラン時代!)もどうぞ。
デザイナー団体「東京デザイナーズ・スペース」の1983年版会員作品集。基本的に一人1ページだが、田中一光、永井一正氏など2ページ扱いの人もいる。カラーの人もいればモノクロ扱いの人もいたり、五十音順じゃないのも不思議。
特集は「日本の伝統パッケージ」。その他、ハワイのデザイナー、ブルース・ホッパーの仕事や、三宅一生のクリエーション・テキスタイル、「パルコ」の広告キャンペーンなど掲載。表紙イラストはホッパー夫人のペギーが描いている。